高橋ダンのポストプライムが暴落? ポストプライムの将来性は薄い?
近年、“金融インフルエンサー”として多くの支持を集めてきた高橋ダン氏。しかし、そのダン氏が創業した PostPrime(ポストプライム) を巡っては、市場での株価急落、事業モデルへの疑念、そして「上場ゴールではないか?」といった厳しい声が急速に広がっている。
この記事では、ポストプライムの暴落要因、高すぎる料金体系、そして将来性のリスクを徹底的に解説する。
■ ポストプライムが暴落? 株価が乱高下する“仕手株化”の実態
ポストプライムは上場後、メディア露出により初期は注目を集めたものの、その後は暴落と暴騰を繰り返す非常に不安定な株価推移を見せている。
● 株価急落の背景
ポストプライム株が急落した理由として、以下が指摘されている。
- 収益基盤が弱く、成長ストーリーが描きにくい
- ユーザー数が伸び悩み、広告収益や手数料収益が頭打ち
- SNSプラットフォームの競合が強すぎる(YouTube・X・TikTokなど)
- 金融系インフルエンサー市場自体が縮小傾向
特に、プラットフォーム事業は規模がすべてであり、初期のSNS戦略に成功できなかった企業は軒並み淘汰されている。ポストプライムはこの競争に勝ち残るだけの勢いを失っているという見方が強い。
■ ポストプライムの料金が高すぎる? “有料化路線”が逆効果に
ユーザー離脱を加速させているのが 料金の高さ だ。
● ポストプライムの主な収益源
- クリエイターの有料投稿
- 月額料金のプライム登録
- 視聴課金
- 広告
しかし、金融情報プラットフォームの有料課金はハードルが高いうえ、YouTubeやXの無料情報が非常に充実しているため、ユーザーが「わざわざ有料で見たい」と思う理由が薄い。
● “高すぎる”と言われる理由
- 人気インフルエンサーの月額課金が2,000〜5,000円超え
- それに対して情報内容が“他のSNSと大きく変わらない”というユーザー声
- 無料会員との差別化が弱い
- 料金に見合う価値の証明ができていない
結果として、ユーザーの課金離れ → 売上の伸び悩み → 株価下落 という悪循環に陥っている。
■ ポストプライムの将来性は薄い? 成長戦略が見えない理由
ポストプライムには将来性があるという楽観的な声がある一方、厳しい分析をすれば持続可能性が低い要因が多い。
● 理由①:SNS市場は覇権が決まっており後発が勝てない
YouTube、X、TikTok、Instagram。
これらの超巨大企業に対し、後発のSNSが成長する余地はきわめて少ない。世界的に見ても後発のSNSで生き残った例はほぼない。
● 理由②:金融ジャンル特化は市場が狭い
金融教育の需要はあるが、プラットフォーム化するほどの巨大市場ではない。
● 理由③:差別化できる技術がない
AI、動画編集ツール、広告最適化技術など、SNSに必要な技術力は膨大だが、ポストプライムはそこまでの技術投資ができない。
● 理由④:インフルエンサー依存型モデルの限界
特定の人気投稿者に依存する構造では、彼らが離脱した瞬間に収益もユーザーも失われる。
こうした構造的問題が、将来性が薄いと言われる主な理由だ。
■ ポストプライムは空売りによる仕手株化で暴落と暴騰を繰り返す?
ポストプライム株を語る上で欠かせないのが、**株価の仕手化(投機化)**だ。
● 仕手株化と言われる理由
- 信用取引で空売りが増え、急激な踏み上げが起きやすい
- 企業の実績ではなく“ニュース”で株価が動きやすい
- 株価の乱高下が極端で長期投資が困難
- 流動性が低いため一部の投資家の売買で株価が大きく動く
本来、上場企業の株価は事業成長に応じて安定的に推移するが、ポストプライムの場合は明らかに投機色が強すぎる。
投資対象としては極めてハイリスクな銘柄と言える。
■ ポストプライムは上場ゴール? 高橋ダンの売りが続く?
投資家の間で最も話題になったのが、
「これ、上場ゴールでは?」
という声だ。
● “上場ゴール”と疑われる背景
- 上場後しばらくして株価が急落
- 実績に対して評価額が高すぎたとの指摘
- 成長率が鈍化し、上場時の期待に応えられなかった
- 創業者の売却が話題に(※あくまで投資家・SNS界隈の声)
もちろん、公的に「上場ゴールだった」と断定することはできないが、市場の信頼が揺らいでいることは確かである。
■ ポストプライムは上場廃止寸前? 低迷が続くリスク
最終的な懸念として浮上しているのが、
「このままでは上場廃止の可能性もあるのでは?」
という厳しい視点だ。
● なぜ上場廃止リスクが語られるのか?
- 業績の伸び悩み
- 利益の大幅な確保が難しいビジネスモデル
- 株価の低迷
- SNSプラットフォームとしての競争力不足
もちろん現時点で上場廃止が決定しているわけではない。しかし、赤字が継続すれば東証基準に抵触するリスクは常に存在する。
■ 結論:ポストプライムの将来性は“極めて不透明”。投資は慎重に
ポストプライムは、インフルエンサー発信の期待により華やかなスタートを切ったものの、
- 株価暴落
- 高すぎる料金
- 競争力不足
- SNS市場での後発リスク
- 利益モデルの弱さ
- 仕手株化
という構造的問題を抱えており、将来性は決して明るくない。
投資対象としてはハイリスクであり、慎重な判断が求められる。
今後、根本的なビジネスモデルの転換や大型提携がない限り、成長シナリオは描きにくいと言えるだろう。
