ポケカが暴落!?ポケカが暴落している本当の理由や原因などを徹底解説!
近年、ポケモンカードの価格の暴落がYouTubeやSNSなどでも話題となっています。
しかし、実際のところ本当にポケモンカードの暴落は起きているのか、ポケモンカードの暴落の原因はどうなのか気になっている方も多いことでしょう。
そこで今回はポケカの暴落の真相やポケカの暴落理由、原因などについて解説していきます。
- ポケカの暴落の真相は?
- ポケカが暴落した理由は?
- ポケカは暴落というより正常化
- ポケカは暴落と暴騰を繰り返す可能性
ポケカの暴落の真相は?
ポケカが暴落したのは本当か。
結論としてはポケカの暴落の真相としては一部は正しいといって差し支えないでしょう。
理由としては本当に暴落したポケカは一部あるものの、多くのポケカはいまだに根強い人気で価格が維持されつつも、ポケカの暴落を望む人も多くなっている希望的観測も多いからです。
どういうことかというとポケカ全体が完全に暴落してはいないものの一部のポケカが暴落したことにかこつけてポケカに暴落して欲しい人たちがポケカの暴落を騒ぎ立てているという構造です。
おそらくポケカの暴落を望む人たちは本当に欲しいポケカが高額で買えなかったのが暴落することで買えることを狙っている人やポケカブームでの自称投資家や転売ヤーが困るのを望んでいる人たちなどです。
こういった人たちは日に日に増えている印象ですが、このような人たちが暴落したポケカは一部でしかないにも関わらず、ポケカ全体が暴落しているかのように騒ぎ立てることでそういった風潮が一般人や買取店舗、自称投資家、転売ヤーなどにも広がっていきます。
そのため、一部のポケカのみの暴落だったはずが他のポケカにも連鎖的に価格が下落していく現象が発生します。
ある種これは健全で財務的にはなんの問題もなかった銀行が些細な噂で潰れてしまうような現象に近い部分があります。
よってポケカの暴落の真相としては一部のみ正しいと言って差し支えないでしょう。
ポケカの中で特に暴落したカードは?
ではポケカの暴落でポケカ全体の暴落とまで噂される原因となったポケカはどれなのか。
結論から言うといわゆる「がんばリーリエ」と言われるポケカです。
この「がんばリーリエ」と呼ばれるポケモンカードは2023年の夏頃のピーク時には買取において1200万円で数千万円という地方なら家が買えるレベルの価格を記録していました。
しかし、夏以降では徐々に価格が落ち始め、2024年の現在では買取相場で100万から200、300万円にまで下落してしまっています。
もちろんポケカを含むカードゲームにしては依然として非常に高額で取引されていますが、ピーク時と比較すると6分の1以上にまで下落してしまっています。
この「がんばリーリエ」の何百万円単位の暴落劇が今回のポケカの暴落という噂を大々的に広め、他のポケカにまで影響を広めた発端だと言えるでしょう。
ポケカが暴落した理由は?
とはいえ、一部のポケカの暴落以外にもポケカが暴落した要因はいくつか考えられるものが存在します。
そこで以下ではポケカの暴落した諸所の理由を解説していきます。
- ポケカの枚数が増えた
- カードショップの乱立
- ポケカの偽物の増加
ポケカの枚数が増えた
まず、1つ目にポケカが暴落した理由としてはポケカの枚数が増えた点があります。
理由としてはポケカ自体のBoxの供給数が大幅に増えたからです。
例えば、一時期ポケカブームにより一時期ポケカのパックのBoxがどこも品薄で買えない状態が続いていたため、メーカー自体がこの品薄下で大きく供給数を増やしました。
そのため、カードの出回る総数自体が大きく増加したため、従来の需要と供給のバランスが変わり、レアカードも枚数が多くなりました。
そのことにより、今までは高額な値段が付いていたカードが全体的に価格が抑えられるようになってきています。
よってこのポケカの枚数が増えたことがポケカの暴落に繋がった1つの要因だと言えるでしょう。
ポケカのカードショップの乱立
次に2つ目にポケカが暴落した理由としてはポケカのカードショップの乱立が挙げられます。
理由としてはポケカのカードショップの乱立により、カードショプ自体の経営が苦しくなってきている部分があるからです。
例えば、高額カードの買取でも正常な競争下の少数のカードショップである場合は客足もある程度あるため、利益が出ている場合は買取も現金が店にあり問題ありません。
しかし、ポケカブームに乗り、カードショップの乱立が起きると1つ1つの店舗の利益が減り、店のキャッシュも少なくなるため、高額でのポケカを買取する余裕がなくなり、買取金額を下げたり、そもそもキャッシュの枯渇の問題で買取しなかったりする場合があります。
そうなると相場の中心となるカードショップで買取不可が出たり、買取価格が減少することでポケカ自体の相場が下落してしまいます。
よってカードショップの乱立がポケカが暴落した1つの理由だと言えるでしょう。
ポケカの偽物の増加
最後に3つ目のポケカが暴落した理由としてはポケカの偽物が増加したことが挙げられます。
理由としてはポケカの高騰により、ポケカやBoxの購入を避ける動きが増えているからです。
例えば、ポケカの高騰が大きくなるにつれてポケカのパックのサーチや偽物を作って売り出したり、すり替えるなどの行為が横行しています。
そのため、一般層や店舗の買取でもポケカの購入や買取を避けるような動きがやや出てきています。
これによりある種ポケカに価値がつかない状態が一部発生しているため、これにより需要がやや低下し、ポケカの価格相場の低下に繋がっていると言えるでしょう。
よってポケカの偽物が増加した点がポケカが暴落した理由の1つだと言えるでしょう。
ポケカは暴落したというより正常に戻りつつある
結論としてはポケカは暴落したというよりは正常に戻りつつあるといった部分があると言えるでしょう。
理由としてはそもそも現状のポケカに数万円から数百万円という値段が付くこと自体直近数年のブームであり、以前にはそこまで暴騰したことはなかったからです。
そのため、ポケカの需要や人気自体はさほど変わらず、一部の過熱しすぎたカードが中心として正常化の動きを見せているというのが正しい部分だと思います。
とはいえ、依然として数万円から数十万円の値が付くポケカは多くあり、ポケカ自体が暴落したという論調はやや乱暴な見方だと言えるでしょう。
資本主義である限りポケカは暴落と急騰を繰り返す
一方で今は下落基調ではあるポケカですが、ポケカも需要と供給の資本主義の中の商品の一部である限り、今後もポケカの暴騰と下落を繰り返す可能性は高いと言えるでしょう。
ポケカの値段の高騰を気に食わない方も多いと思いますが、需給関係の商品である以上、供給数が少なく人気が高いものは値段が釣り上がり、供給が多く人気がないものは価格が下落するのはポケカも同じです。
今後も人気のポケカが出て供給が絞られれば価格は高騰するでしょうしこれを繰り返すのは避けられないことでしょう。
とはいえ、ある種ポケカを楽しみたい、ポケカのどうしても欲しいカードがあるというような方にとってはこのようなポケカが下落している時は欲しいカードなどちょうど狙いやすい時期だと思います。
そのため、再び高騰する前に欲しいポケカを手に入れるのに良い機会だと言えるのではないでしょうか。