クアルコムの将来性のポテンシャルがやばすぎる?フィジカルAIで勝つのはエヌビディアではなくクアルコム?
- クアルコムの将来性のポテンシャルがやばすぎる?
- フィジカルAIで勝つのはエヌビディアではなくクアルコム?
- クアルコムはすでにスマホ以外でドローンや建設機械、自動運転、産業ロボットに組み込まれている
- フィジカルAIは省電力化と小型さ、1つのチップで多様な処理が肝になる
- クアルコムのチップはスマホという極限の薄さと小ささ、処理能力で鍛えられている実績がある
- エヌビディアのGPUは空冷もデカさや電力も考えずに済むデータセンターなら良いがフィジカルAIでは致命的な欠陥
- 通信容量を大きくすればデータセンターからの処理でも良いというのは空想
- フィジカルAIでは0.1秒の遅れが致命的になる
- クアルコムの現状はエヌビディアがゲーミング向けと侮られていた状況に似ている
- エヌビディアがゲームとビットコインで鍛えられたGPUをAIに振り向けたことで伸びたようにクアルコムもスマホで鍛えられた省電力・小型のチップをフィジカルAIに向けるとどうなるか
- 皆がデータセンターに注目している間にフィジカルAIのチップをクアルコムが侵食している
- フィジカルAI市場はデータセンターの市場をはるかに凌駕する
- クアルコムはかつてのエヌビディアのように過小評価されすぎている
クアルコムの将来性のポテンシャルがやばすぎる?
クアルコムと聞くと、いまだに「スマホ向けSoCの会社」「Snapdragonのメーカー」というイメージを持つ人は多いでしょう。しかし、その認識はすでに数年遅れです。
現在のクアルコムは、スマートフォン企業の枠を完全に超え、次世代AIの本命市場である「フィジカルAI」領域で静かに、しかし確実に覇権を取りにいっている企業へと進化しています。
市場ではエヌビディア一強のAI相場が続いていますが、それはあくまでデータセンターAIの話。
人間の生活空間で実際に動き、判断し、制御する「フィジカルAI」においては、まったく異なる勝者条件が存在します。そして、その条件を最も満たしている企業こそがクアルコムなのです。
フィジカルAIで勝つのはエヌビディアではなくクアルコム?
フィジカルAIとは、
- ロボット
- 自動運転車
- 建設機械
- ドローン
- 工場の産業ロボット
など、物理空間でリアルタイムに動作するAIを指します。
この分野では、
- 超低遅延
- 省電力
- 小型
- エッジ処理(オンデバイスAI)
が絶対条件となります。
ここで重要なのは、データセンター向けGPUで圧倒的なエヌビディアの強みが、そのまま通用しないという事実です。
むしろ、フィジカルAIにおいては、エヌビディアのGPUは構造的な弱点を抱えています。
一方、クアルコムはスマホという世界で最も制約の厳しい環境で鍛え上げられたチップ設計思想を持っています。
この違いが、将来的に決定的な差を生む可能性が極めて高いのです。
クアルコムはすでにスマホ以外でドローンや建設機械、自動運転、産業ロボットに組み込まれている
クアルコムは「将来参入する」段階ではありません。
すでに現実世界でフィジカルAIの中枢として採用されている企業です。
1, キャタピラーやコマツなどの建設機械
巨大な建設機械の自動化・半自動化において、
- センサー処理
- 画像認識
- 位置推定
- 通信
を1チップで低消費電力かつ安定的に処理できることが求められます。
クアルコムのSoCは、これらをエッジで完結させることができ、過酷な屋外環境でも安定動作する点が評価されています。
建設機械は「止まる=致命的損失」であり、信頼性とリアルタイム性が最優先される分野です。
2, トヨタやBMWなどの自動車での自動運転
自動運転において最も重要なのは、
クラウドではなく車載AIです。
ブレーキやハンドル制御を、
「データセンターで処理してから指示する」
などという発想は、現実的ではありません。
クアルコムはすでに、
- トヨタ
- BMW
- フォルクスワーゲン
などの車載システムに深く入り込み、ADAS・自動運転向けSoCを供給しています。
3, ボストンダイナミクスや安川電機、ファナックもクアルコムのチップシステムを活用
ロボット業界でも同様です。
産業ロボットや人型ロボットでは、
- 視覚
- 触覚
- バランス制御
- 即時判断
をミリ秒単位で処理する能力が必要です。
クアルコムのチップは、
GPU・CPU・NPU・通信モジュールを統合し、
ロボットの「脳」として機能する設計になっています。
フィジカルAIは省電力化と小型さ、1つのチップで多様な処理が肝になる
フィジカルAIでは、
- 大電力
- 大型冷却
- 複数チップ構成
はすべて不利です。
必要なのは、
1チップで完結する統合型AIシステム。
クアルコムはSoC設計の王者であり、
スマホで培った
- 電力制御
- 発熱抑制
- 通信最適化
のノウハウを、そのままフィジカルAIに転用できます。
クアルコムのチップはスマホという極限の薄さと小ささ、処理能力で鍛えられている実績がある
スマートフォンは、
- 数mmの厚み
- バッテリー制約
- 高負荷AI処理
という地獄のような条件で成立しています。
この環境で世界最高水準の性能を実現してきたクアルコムのチップ設計力は、
フィジカルAIにおいて圧倒的なアドバンテージとなります。
エヌビディアのGPUは空冷もデカさや電力も考えずに済むデータセンターなら良いがフィジカルAIでは致命的な欠陥
エヌビディアのGPUは、
- 消費電力
- サイズ
- 発熱
すべてにおいて、フィジカルAIに向かない構造です。
データセンターでは、
- 巨大電源
- 水冷
- 空調
が前提ですが、
ロボットや車両にはそれが存在しません。
通信容量を大きくすればデータセンターからの処理でも良いというのは空想
「5Gや6Gで通信すれば問題ない」という主張は、
机上の空論です。
通信は、
- 遅延
- パケットロス
- 障害
を必ず伴います。
フィジカルAIでは0.1秒の遅れが致命的になる
0.1秒の遅れは、
- 自動運転では事故
- ロボットでは転倒
- 建機では破壊
に直結します。
だからこそ、エッジAIが絶対条件であり、
クアルコムのSoC思想が生きるのです。
クアルコムの現状はエヌビディアがゲーミング向けと侮られていた状況に似ている
かつてエヌビディアは、
「ゲーム用GPUの会社」
と軽視されていました。
しかし、
- ゲーム
- 仮想通貨
で鍛えられたGPUが、
AI革命で爆発しました。
エヌビディアがゲームとビットコインで鍛えられたGPUをAIに振り向けたことで伸びたようにクアルコムもスマホで鍛えられた省電力・小型のチップをフィジカルAIに向けるとどうなるか
これは歴史の再演です。
スマホで鍛えられたクアルコムのチップが、
フィジカルAIに最適化されたとき、
市場は一変する可能性があります。
皆がデータセンターに注目している間にフィジカルAIのチップをクアルコムが侵食している
投資家の視線は、
- データセンター
- GPU
- AIクラウド
に集中しています。
その裏で、クアルコムは現実世界のAIを静かに制圧しつつあります。
フィジカルAI市場はデータセンターの市場をはるかに凌駕する
ロボット、車、機械、ドローン。
台数ベースではデータセンターの比ではありません。
1台1台にAIが搭載される世界では、
圧倒的な数量市場が生まれます。
クアルコムはかつてのエヌビディアのように過小評価されすぎている
今のクアルコムは、
「成長が止まったスマホ企業」
として評価されています。
しかし実態は、
フィジカルAI時代の中核企業です。
まとめ
クアルコムは、
- 省電力
- 小型
- エッジAI
- フィジカルAI
という次世代の本命分野で、
最も条件を満たした企業です。
エヌビディアの次を探すなら、
すでに答えは目の前にあるのかもしれません。
